お施餓鬼とは?


09/07/01

 

お施餓鬼とは?

この時期に良く聞く言葉ですが、一体どんな意味があるのでしょうか?

 

私たちは亡くなると生前の行った功徳の結果において次の世の六道世界に振り分けられるといいます。

 

六道とは

1地獄

2餓鬼

3畜生

4修羅

5人間

6天  のことです

 

この餓鬼道に落ちた衆生のために食べ物を施しその霊を供養することを指します。

 

お施餓鬼が始まったのには2つの説があります

     お釈迦様の十大弟子の1人である阿難(アナン)尊者が坐禅していると時に口から火を吹く餓鬼が突然現れ、「三日後に汝の命はなくなり、私のように醜い餓鬼に生まれ変わるだろう」と言いました。驚いた阿難尊者はお釈迦様に相談すると「一器の食べ物を供え観音菩薩の秘呪を七回唱え、一心に祈ればその食べ物は無量の食物となり一切の餓鬼は十分に空腹を満たされ、天上に生まれ変わり、施主は寿命が延びその功徳により仏道を証得することが出来る」と言われ阿難尊者は早速その通り供養を行いました

 

     同じく十大弟子の1人目連尊者が餓鬼道に落ちて逆さ吊りにされて苦しんでいる母親をどうしたら救えるか、お釈迦様に相談したところ「夏の修行が終る7月15日に僧侶を招き、供物を捧げて供養するとよい」と教えられました。その功徳によって母親は極楽往生をとげたと言われています

お盆は盂蘭盆(ウラボン)ウラバーナと言い逆さ吊りにされた苦しい状態の事を言い、

お盆の語源になっています

 

施餓鬼供養は今日ではお盆の時期に行われることが多くなっていますが本来は特定の時期

だけ限定して行われるではなかったようです。

お盆に年に一度還ってくる祖霊に毎日供物を供え、それと同時にまた俗世をさまよう餓鬼にも施餓鬼棚や餓鬼棚を設ける風習があります。

なお浄土真宗においては施餓鬼会は行いません

 

 

 

 

 

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